OpenStack APAC Conferenceに参加するために北京に来ています。台湾は前職で何度も行きましたが、中国本土は上海に一度だけ行った事があるだけで、北京は今回が初めてです。いきなりのチャレンジは、タクシードライバーがまったく英語が喋れなかった事。iPhone上の中国語辞書アプリを頼りに、片言の中国語でなんとか目的のホテルにたどり着きました。

[OpenStack APAC ConferenceOpenStack Conferenceは大盛況でした! 500人くらい集まってたでしょうか? 日本でこれだけの人数が集まるか、というと正直少々疑問です。中国と日本では人口と言う母数が多いに違いますが、それにしても中国の盛り上がり方は半端ではない、という感じを受けました。

中国のインターネット事情は特に新鮮でした。いろいろ制限があると聞いてはいましたが、実際に体験してみるとやっぱり軽くカルチャーショックです。ホテルのインターネットからはFacebook、Twitter、YouTubeは繋がりません。Googleは香港のGoogle (www.google.com.hk) にリダイレクトされ、かつ著しく遅いです。Mixは問題なく繋がりました。肌色系のサイトもブロックの対象のようです(ただ、星の数ほどある肌色系サイトは全部はつぶし切れないようで、見れたり見れなかったりのようですw)[Google was redirected to Hong Kong

モバイルの扱いは興味深いです。iPhoneから3GでChina Unicomに繋いでいると、Facebook, Twitter, YouTubeは普通に繋がりました。携帯経由のインターネットアクセスは個人が特定し易いので、地上系インターネットよりも制限が少し緩いのでしょうか?不思議なのは、iPhone 3G/China Unicom経由だとFacebookで他の人のタイムラインは見れますがメッセージは使えない事です。メッセージだけ制限する意味がどれだけあるのかはなはだ疑問ですが、同じサイトでもコンテンツによって制限をかけたりかけなかったりする、という「高度」(笑)な制限が行われているようです。