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ネットワーク仮想化とNSXに関する本が出ます

いままでなにか形になったものを残したいとずっと思っていましたが、少しだけ目標が叶いました。このたび、ヴイエムウェアの同僚たち数名と「詳解VMware NSX ネットワーク仮想化の基礎と応用」という書籍を出す事になりました。

詳解VMware NSX

詳解VMware NSX

翻訳本ではなく完全書き下ろしです。500ページを越えるボリュームなので、ちょっとお値段も張ってしまい申し訳ありませんが、もしご興味があれば買ってみてください。

章立ては以下のようになっています。

  • Chapter 01 技術背景と定義
  • Chapter 02 標準化とメリット
  • Chapter 03 既存ネットワークの課題
  • Chapter 04 ネットワーク仮想化のAPI
  • Chapter 05 NSXの技術解説
  • Chapter 06 OpenStackとNeutron
  • Chapter 07 SDDCとNSX

この中で私は「Chapter 05 NSXの技術解説」の前半部分といくつかのコラムを書かせていただいています。いままでも本の執筆や雑誌等への寄稿はそれなりにやっていましたが、名前が陽に出る形のものは今回がはじめてで、ちょっと感慨深いものがあります。

この本を出したいと思ったきっかけは、われわれの日々の活動の中にありました。ネットワークの仮想化というのはまだ新しい概念で、世の中で十分に浸透しているものではありません。したがってお客様の中にはネットワーク仮想化について十分に理解されていなかったり、場合によっては勘違いされていたりということがままありました。しかし、このような状況も無理はありません。いままでほとんど情報が世に出ていなかったのですから。そこで、われわれがネットワーク仮想化とNSXに関する本を書いて、このような状況を変えていかねば、と思った次第です。

この本を出すのは簡単ではありませんでした。構想からほぼ1年。途中頓挫しそうになったこともありましたが、なんとかやり遂げる事ができました。また、世界に先駆けて日本でこのような本を出せたのも意義深いことであると思っています。これもひとえに他の著者さん(水本さん、田中さん、横井さん、高田さん、小椋さん)が日々の業務の傍ら頑張ってくれたおかげです。特に、執筆者としてだけではなく、本プロジェクトをリードもしてくれた田中さんの、ともするとさぼりがちな筆者一同への激励と “ケツ叩き”(笑)のおかげで、なんとかvForum Tokyo 2014というヴイエムウェア(株)のイベントまでに出版をするという目標が達せられました。また、我々の不慣れな文章の編集に連日の徹夜でおつき合いくださった株式会社Heculaの丸山弘詩様と株式会社インプレスジャパン畑中二四様にも感謝をしたいと思います。

本を出すのが我々のゴールではありません。この本によってみなさんのネットワークの仮想化についての理解が少しでも深まり、NSXをより身近なものに感じていただけるようになれば幸いです。

日本人の英語

本書は、多少でも英語を書く必要がある人は絶対に一読すべき本であると思う。
 
日本人の英語
 
日本人の英語にありがちな間違いの中から、意思伝達に支障をきたすと思われるものを、その深刻度順に解説をしている。
 
 1. 冠詞
 2. 前置詞
 3. 時制
 4. 関係代名詞
 5.受動態
 6.論理関係を表す言葉
 
このように書くとありきたりの英文法の本、と思われるかも知れないが、今までの説明とは一味違った説明のされ方をされており、目から鱗となるものも多い。
 
例えば、名詞の前につける言葉の問題。"a" なのか "the" なのか、"my" や "your" などの所有限定子なのか、はたまたなにも付けるべきではないのか、は、いままで我々は、どのような性質の名詞がくるから、その前につけるのは "a" だとか "the" だとか、と教わってきたに違いない。単数だからとか特定の限定されたものだからとか、不可算名詞だから、などなど。
 
しかし、本書の筆者は、そもそも英語的な発想では、まず自分が言おうとしているものが "a" なのか "the" なのか、"my" なのかなどが頭の中で決められて、その結果としてそのあとに適切な名詞が来るのだ、としている。従って語順もそうなっているのだ、と。ふうむ、なるほど。
 
また、同じ「入れる」なのに、冷凍庫だと "put in the freezer" なのに、なぜ電子レンジだと "put in my microwave oven" になるのか、や、国の名前の前には通常 "the" は付けないが、米国やオランダは The United States of America や The Netherlands となる、など、いままでわれわれの習った文法ではなかなか説明できなくて、単に「慣用」と整理されてきたことも、筆者は英語的な観点から論理的な説明を試みている。
 
自分で反省する部分が多かったのは関係代名詞であった。自分で書いた英語にも、修飾される名詞と関係節が遠すぎて意味が取りにくくなっている部分が多いのではないか。また、たしかに関係代名詞の限定的用法と非限定的用法は文法として大昔に習ったが、今はあまり両者の違いを気にせずに使っている。きっとそういう部分も英語ネイティブの人には気になるに違いない。
 
弊社のWebページの英語は、恥ずかしながら会社設立当時に私が書いたものだが、本書と取らし合わせてみるとおかしなところが多々あるに違いない。暇を見て校正してみようと思う。また、本書の続編もあるようなので、こちらも読んでみようと思う。

雑誌「Z(ジー)」創刊

先日、「Z(ジー)」という雑誌が創刊になりました。
 
オヤジ世代を対象にしたLEONがヒットしたのはご存知のとおりですが、Zはもう少し上の年齢(55歳以上)を対象にしています。あきらかに二番煎じ 😛
 
LEONは「チョイ悪オヤジ」というキーワードでヒットしたわけですが、Zにもキーワードがあります。それは「粋Z(いきジー)」。凄いネーミングじゃ!
 
2007年2月号の特集記事もすごいです。「粋Zの初詣」。粋Zの初詣はここが違う!みたいな特集らしい(笑)
 
読んで見たい気もしますが、「青二才禁止、55歳以上限定」というお触書に従っておくことにいたしましょう。
 
 

Amazonさん、しっかりしてください!

急ぎで読みたい洋書があったのですが、Amazon等のオンライン書店の台頭のせいか、最近は店頭でコンピュータ関連の洋書を置いてある書店がめっきり減ってしまいました。
 
やむなくamazon.co.jpでチェックすると、発送まで10日ほどかかる、と出ていたので、ちょっと困ったなー、と思っていたら、幸いこの本はe-Bookでも販売しており、こりゃラッキーと思ってこのe-Bookを注文しました。
 
ほんとはすぐにダウンロードのためのURLを知らせるメールが来るはずなのですが、待てど暮らせど一向に来ません。一日待ったあと、こりゃおかしいと思い、Webから問い合わせフォームを送ること3回。それでもなしのつぶてです。彼らのWebサイトには、問い合わせ用の電話番号は載っていません(実は、載っているらしいんですが、簡単に見つけられるようなところには書いてないらしいのです)。
 
しかたないので、ググってみたら
 
 
なるものを発見。amazonは大きな顧客を抱える会社ですから、顧客全員がハッピーなわけは無いんですが、やっぱりいろいろあるようですねー。
 
電話番号もわかったので、早速電話してみました。さすが、電話番号を隠しているだけのことはある。すぐに繋がりました
 
が、電話に出られた方は、「e-Bookに関してはメールでしか問い合わせを受け付けていない」との答え。いや、だから何度も問い合わせしているが一向に返事がもらえないので、こうして電話しているわけで・・・、と説明しても、「担当の者に急がせるように伝えます」。というだけです。
 
いったい連絡はあるのだろうか。。。しっかりしてくださいよ、amazonさん!
 

1リットルの涙

「1リットルの涙 - 難病と闘い続ける少女亜也の日記絵」、読みました。
 
脊椎小脳変性症という難病にかかった女の子の日記と、彼女を一時期担当した医師による解説および母親の手記が収められています。
 
この難儀な病気を背負うことになってしまった亜也ちゃんの前向きな姿勢にも心を打たれますが、それよりも僕は彼女の母に強い感銘を受けました。自分が同じような立場になったとき、あのような毅然とした、それでいてとても暖かに子供に接することができるのだろうか。正直言って自身がありません。
 
ひどい人たちもいます。「○○ちゃんもいいこにしていないと、あんなふうになってしまうよ」と子供に躾ける大人、「おいて帰るよ」と脅したり「どうせ治らん病気でしょ」と言い捨てる家政婦、本当にはらわたが煮えくりかえる思いです。
 
でも、素晴らしい人たちも大勢出てきます。母親、兄弟、親身になってくれるお医者さんや家政婦さん、病院の仲間、高校の友達、など。ただ、この本には母親の姿しか出てきません。父親はどうしていたのだろう?
 
僕がこの本を読んで流した涙はわずか1ccにも満たないでしょうが、亜也ちゃんは本当に1リットル以上の涙を流しながらこの世を去ったに違いありません。枯れるほどの涙を流しつつも精一杯生きた亜也ちゃん、「生きる」とは何かを教えてくれてありがとう。不幸を背負った娘を甘やかさず、でも愛情をいっぱい注いであげた亜也ちゃんのお母さん、辛い10年だったと思いますが、貴方のおかげできっと亜也ちゃんは幸せだったと思います。
 
 

シロとクロ

こんなニュースを見ました。明示的に白黒がはっきりしなくてなんか釈然としません。私には、「白であるという証明が出来ないので、黒であるとした記事を白とせい、という要求を棄却した」というふうに見えます。本当のところはどうなのでしょう? これは当事者以外はわからないのだと思います。
 
先日、ある人の影響でナチによる迫害を受けたが九死に一生を得た人の書いた「夜」(エリ ヴィーゼル著)という本を読みました。こういうことは二度と起きてはいけないし、我々もこのような負の歴史を決して忘れてもいけないと強く思いました。それと同時に、昔読んだ「中国の旅」という本も思い出されました。先のニュースで訴えられた本田勝一氏の書いた本です。
 
当時この本を読んだ私はまだ中学生か高校生。学校の課題図書だったので読んだのですが、まだまだ、その頃の私は疑うことを知らない子供でしたので、そこに書かれていた内容はストレートに(なんのフィルターもかからず)、記憶の中に残りました。
 
「夜」を読んだ後、「中国の旅」についてAmazon等のレビューを読み、この本で書かれていることの信憑性にかなり疑わしい点があることを知りました。たしかに一理あるな、と。また、読んだ当時、まったく疑うことをしなかった自分にもちょっとビックリするやら恥ずかしいやら。
 
ものを一面から見ることの恐ろしさをちょっと垣間見た気がします。あえて、物事を裏側から見てみるという事も大切。「中国の旅」に限らず、100%正しいとか、100%ウソ、とか、そうシロクロはっきりすることはそうないわけで、いろいろな面からみて、自分なりの解釈を加えた上で、吸収する必要があるのだと。
 
ちょっと気づくの遅すぎ、という気もしますが、これから気をつけていきたいと思います。

暗殺者を探すも

何の気なしに読んだ「メービウスの環」が面白かったので、彼の代表作で映画化(ボーンアイデンティティー)もされている「暗殺者」を読もうとそこらじゅうの本屋をあたったが、どこにもない。かなり古い本だからしかたないのかな。

やむなくamazonに発注。早く来ないかな~。