Open vSwitchのリードエンジニアの一人であるJesse GrossがLinuxConでスピーカーを務める事になった事もあり、私も初めてLinuxConというイベントに参加することにした。
いくつかのトラックがあったが、私はVirtualization MiniSummitというトラックとoVirt Workshopに参加した。横浜パシフィコでの開催であり、参加者の8割くらいは日本人と思われる状態だが、全てのセッションは英語で行われる。日本人のスピーカーとほぼ日本人の受講者で構成されるセッションででも英語でやる、というのは私としては珍しい体験w
最後のパネルディスカッションも面白かった。Jesseが登壇した “Linux Virtualization” というセッションも面白かったが、Parallels社のCTOであるJames Bottomleyが行った”Social vs Technical Engineering in the Kernel: What This Means for Japanese Developers” は面白かった。昔はLinux Kernelに機能追加にしろバグフィックスにしろパッチを入れるのはさして難しい事ではなかったが、今はそれは簡単な事ではなくSocialな面も要求される。日本人のKernel Developerはどうするべきなのか、という話。
日本には優れたエンジニアが沢山いるのに、言葉や文化の障壁により世界に出て行く事が出来ないのはなんとももったいない事である。かくいう私も最近はすっかりご無沙汰な状況。深く反省。。まずはサンシャイン牧場を止めないと・・w