我が家にNUROがやってきた!

先日、自宅に無事にNUROの回線が開通しました。これで、UCOM、フレッツ光(OCN)に加えNURO光が使えるようになり、「トリプルホーム」という少々贅沢な環境となりました。なんでこんな(無駄に贅沢なw)ことになっているか不思議に思われるかもしれませんが、これには若干歴史的な経緯もありまして。。備忘録も兼ねてこれまでの経緯を記録すると共に、これらのインターネットサービスの現時点での快適度について調べてみました。

我が家のインターネット環境の歴史

今から約20年前の1999年、当時インターネットアクセスの手段としてはアナログ電話やISDNやが一般的だった中「家を買うなら光が欲しい」と思いまして(笑)、今のマンションを購入する際に「部屋まで光を引き込むこと」というのを入居の条件にしたのでした(新築マンションだったのでそのような交渉が可能でした)。ただ、当時はマンション施工業者も「ファイバーって何? PD?なんじゃそりゃ!」みたいな状態だったので話が全く噛み合わず埒があかなかったので、結局入居時に「INS1500 (PRI) を使います!」と宣言し、それでやっと光を通してもらえることになりました。というわけで、無事に入居時にファイバーが部屋まで引き込まれました。ただ、それをちゃんとPRI回線として使ったのは、2000年問題対策として自宅にMAX6000を置いて(当時、私はアセンドに勤務していました)、会社のリモートアクセス環境のバックアップ環境を作った時くらいで、それ以外の時は休止にしていました。ちなみにMaxを自宅に持ち込んでいた時にテストでMultilink PPPしてみたのですが、自宅で24Bが順に繋がっていくのを見るのはなかなか壮観でした(笑)。

2001年、NTTのフレッツ光のサービスが始まりましたが、すでに引き込んであったファイバーがあったおかげでBフレッツに入ることができました。私一人でBフレッツ回線を使っていたので、極めて快適なネットワーク環境でした。

2003年になって、うちのマンションにもにもようやくインターネットサービスが提供されることになりました。その際、二つの選択肢が提供されました。一つはケーブルTV系のインターネットサービス、もう一つはUCOMが提供するインターネットサービスでした。当時ケーブルTV系のサービスは宅内まではVDSLで引き込む形だったので、私は部屋まで100Mbps Ethernetが来るUCOMのサービスに入ることにしました。それに伴い、Bフレッツのほうは解約しました。UCOMの方が安かった、というのもあるのですが、なんと言ってもUCOMのサービスはグローバルアドレスを/29でくれることが大きな魅力でした!

UCOMのサービスは非常に高速かつ安定していて、しかもグローバルIPを/29でくれるという気前の良さだったのでとても満足しており、10年以上我が家のインターネット環境に変化はありませんでした。次の変化が訪れたのは2016年、私がSD-WANのスタートアップであるViptela(後にCisco Systemsが買収)に入社したタイミングでした。Viptelaは日本にオフィスがなかったので、自宅がオフィス兼ラボになっていました。SD-WANの検証やデモをするためには、複数回線ないと話にならないので、このタイミングでもう一本インターネット回線を部屋まで引くことにしました。検証を兼ねていたので、その時に最も広く使われてたであろうフレッツ光ネクストを選択しました。ファイバーは以前Bフレッツで使っていたものを使い回すことができました。IPv6のテストもしたかったので、プロバイダはOCNを選びました。これで、無事に自宅がデュアルホームな環境になりました(正確にはこの時LTEもWAN回線に使っていたので、すでにトリプル回線になっていたのですが、通信費を抑えるためにLTEは必要のない時は落としておくことが多かったので、常時トリプルホームというわけはなかったです)。

2018年、Ciscoを退社する際にViptelaのラボ機材も返却しましたが、なんとなく未練があってフレッツ光(OCN)は解約はせずにデュアルホームな環境を維持することにしました。ただ、デュアルホームと言っても別に高度なことをしていたわけではなく、普段の生活にはフレッツを使い、DNSやBlogのサーバをUCOM側の回線から外部に公開をする、という感じで使っていました。

この環境に特に不満はなかったのですが、今年になってマンションで利用できるインターネットサービスとして新たにNURO光が加わることなり、前から興味があったので話を聞いてみることにしました。一番気にしていたのはIPv6でしたが、こちらは普通に使える、ということでした。費用的にはフレッツ光よりもNUROの方がだいぶお得になります。気になる速度ですが、フレッツ光の回線速度は1Gbpsに対してNURO光は2Gbpsです。あくまでこれはリンク速度ですので、実効の速度がどれくらいになるかはやってみないとわかりません。とりあえず試してみるか、ということでNUROに申し込みを行いました。

で、先日無事にNUROの回線が開通した次第です。すでに入居時に引いた光ケーブルとUCOMのためのUTPケーブルが通っていたので、新たに光のケーブルを通すのに若干苦労しましたが、無事に工事をすることができました。

我が家のインターネット環境の快適度比較

さて、気になる速度ですが、今回はfast.com を使って調べてみました。fast.comははNetflixが提供しているもので、Netflixが快適に使えるネットワーク環境なのかどうかをユーザが判断できるようにするために提供されています。クライアントがデュアルスタックの際、IPv6で繋がればIPv6で、そうでなければIPv4で測ってくれるので便利です。他のブロードバンド速度測定サイトのように余計な広告が出てこないのもいいですね!

測定方法は3回測って一番結果が良かったものを採用することにしました。時間帯的にはインターネットがあまり混んでいないと思われる時間帯(朝の5:30頃)と混んでいると思われる時間帯(深夜0:00頃)で測りました。また、フレッツ光(OCN)とNUROに関してはIPv4、IPv6についてそれぞれ測っています。ちなみにフレッツ光(OCN)のIPv6はIPoEです。UCOMはIPv6が来ていないので、IPv4のみ測っています。結果は以下の通りです。

IPv4-フレッツ光(OCN)

フレッツ光(OCN) IPv4 早朝
フレッツ光(OCN) IPv4 深夜

IPv6-フレッツ光(OCN)

フレッツ光(OCN) IPv6 早朝
フレッツ光(OCN) IPv6 深夜

IPv4-NURO光

NURO IPv4 早朝
NURO IPv4 深夜

IPv6-NURO光

NURO IPv6 早朝
NURO IPv6 深夜

IPv4-UCOM

UCOM IPv4 早朝
UCOM IPv4 深夜

考察

これからみて分かる通り、フレッツのIPv4 (PPPoE)はよく言われているように、夜間等のインターネット混雑時はかなり遅くなります。IPoEのIPv6はこの影響を受けないので今のところ比較的安定して快適な環境が得られています。NUROはIPv4は混雑時には若干速度が低下するものの概ね良好、IPv6は終始快適な状況です。UCOMは100Mbpsのサービスなので、昼夜を問わず安定して90Mbps近く出ているのは素晴らしいと思います。

今後の予定

この結果からすると当初の目論見通り、フレッツ光を解約してNURO光にすることになるかなーと思います。UCOMは手放せないので、NUROとUCOMのデュアルホーム環境ですね。ただ、フレッツの解約はいつでもできるので、VeloCloud使ってもう少しこのトリプルホーム環境で遊んでみようかな。

Photo by Sincerely Media on Unsplash

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