膀胱鏡検査

本日、病院に行って下腹部のCT検査と膀胱鏡検査をしてきました。

事の始まりは7月末に二度ほど血尿が出たことです。血尿というと人によってはトマトジュースのようなのが出ることがあるらしいですが、私のはそんなに酷いものではなく、薄い茶褐色という感じでした。二度とも軽いランニング直後のトイレで一度だけ出たもので、それ以降は(少なくとも目に見えるような形では)血尿が出ることはありませんでした。運動後に血尿が出るのはさほど珍しいことではないらしく、私のもおそらくランニングに起因していたのだろうと思ったのですが、念の為病院に行ってみることにしました。

近くのクリニックで診てもらった限りでは問題なし。ただ、きちんと調べるためには設備のある病院に行ってください、ということだったので、紹介状を書いてもらって港南台にある南部病院へ行くことにしました。まずは尿検査、血液検査、下腹部のX線検査をしてもらい、特に問題は見つかりませんでしたが、より詳細を調べるためにCT検査と膀胱鏡検査をしましょう、ということになり、本日再度南部病院に行ってきたのでした。

CT検査は今まで何度かやってますし、勝手は分かっています。しかし胱鏡検査は今回初めての経験です。膀胱鏡検査については特に何も下調べをせずに臨みました。「どうやってカメラ入れるの? 入れるの一箇所しかないと思われるけど(汗)。痛いの? 麻酔はどうするの? 注射? それも怖いゾ。揉み込む? 漬物ちゃいますがな」、など、漠然とした不安をを抱えなら検査を待つこと小一時間。看護師さんに「麻酔はしますよ〜」と言われ、ちょっとだけ安心したところで診察室に呼ばれました。まず、ズボンとパンツを脱いで診察台に上がるように言われます。電動で股がグイーンと開くようになっています。下半身なにも着けずこの状態でいるだけでもかなりの羞恥プレーです。看護婦さんに軽く「先」を消毒され、真打ちの先生登場。「じゃ、行きますよ〜」と言われ、やおら差し込まれました。ひー、ぎゃー、麻酔はどこいったの〜。強烈です。更に押し込まれ激痛が走ります。「ここが一番きついところですからね〜、頑張って!」と先生。いや、先生、これ以上があったらもう耐えられないです、私。「力入れないで下さいね〜」と言われるも、こんなん力入れないなんて無理ですがな。これを平静心で受けられるやつがいるとでも!? などと思いながら、悶絶すること5分少々(多分。でも永遠に感じられました)。「はーい、これで終わりです」という一言で、すーっと抜かれ、無事こちらの世界に戻ってきましたw

麻酔は、麻酔はどうしたの?という感じですが、そんな弱音を吐くところを看護師さんに見せるなんて、っていう男のプライドが邪魔をして結局聞けずじまい。カメラを入れるときに潤滑ゼリーのようなものは使ってたと思うので、その中に麻酔成分が入ってたのかも知れません。でも、そんないきなり入れらたたら、麻酔効いている暇もありませんってw

結局、膀胱鏡検査でも血尿につながるようなはっきりとした原因は見つけられずでした。ただ、膀胱の中に赤い斑点のような箇所が数箇所見つかり、そこから出血してたのかも、という見解でした。先生曰く「この斑点、見たところ悪性のものには見えないけど、これが大きくなるようだと心配だから、何ヶ月か後にもう一回調べましょっか。」って、えー、またこれやるんかい!(絶句)

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